レンタルオフィスを探している方は料金が気になるでしょう。都心や地方での料金は違いますし、広さなどでも変わってきます。
料金の相場やチェックすべきポイントを解説していきます。気になる方は最後までご覧になってください。
レンタルオフィスの料金の相場はどのくらい？
レンタルオフィスの相場は、場所や設備、広さなどによって異なります。一般的に都心部や利便性の高い地域では相場が高くなります。また、オフィス内に設備やサービスが充実している場合も賃料が高くなります。
広さに関しても、広いスペースであればそれに比例して賃料が高くなる傾向にあります。一般的な相場としては、東京都心部であれば1坪あたり10~20万円、地方都市や郊外であれば5~10万円程度が一般的な相場と言われています。
しかし、最終的な相場は立地条件や設備、広さなど様々な要素によって変動するため、具体的な相場は物件ごとに異なります。
レンタルオフィスの契約にかかる料金の種類は？
レンタルオフィスを借りる場合にかかってくる費用は、いくつかあります。月額費用のみで借りれるということはほとんどありません。
どのくらいの費用がかかるかは、基本的にレンタルオフィスによって違いますが、一般的にどのような費用がかかるか解説していきます。
初期費用
初期費用には、保証金、敷金、礼金、契約手数料などの種類があります。レンタルオフィスによって敷金や礼金、保証金がない場合や契約手数料がないということがあります。
レンタルオフィスは初期費用が抑えられているところが多く、年会費、契約手数料、初期の賃料で契約できることが多いです。
更新料や共益費
更新料や共益費はレンタルオフィスによって変わってくるため、契約時に確認しておくとよいでしょう。更新料が必要な場合は1ヶ月分以上が基本ですが、レンタルオフィスは更新料がないというところが多いです。
共益費は共有スペースの維持管理に使われる費用ですが、月額の料金に含まれている場合が多いです。どちらにしても月額利用料と共益費で月額の賃料になるということになります。
会議室など予約して利用する場所の料金
会議室など予約が必要なスペースは、別途時間利用の料金がかかる場合があります。こちらもレンタルオフィスによって違いますが、予約だけで利用できる場合があるため確認が必要です。
有料の場合は利用頻度によって月額料金が増えてしまいますので、その点も考慮してレンタルオフィスを選ぶようにしましょう。
レンタルオフィスの料金を安くする方法は？
共有スペースを活用する
個室を利用することで、レンタルオフィス料金は高くなります。自分専用のオフィススペースを確保する必要がなくなり、その分のコストを抑えることができます。
費用を抑えたい場合は共有スペースの利用をメインに考えると料金を抑えられます。
一時利用プランを利用する
レンタルオフィスを利用する際、一時利用プランを利用することで料金を安くすることができます。
一時利用プランでは、必要な時だけオフィススペースを借りることができるため、余分なスペースの料金を支払う必要がありません。また、利用時間に応じて料金が変動するため、短時間だけオフィスを利用する場合にも効果的です。
条件をゆるめる
レンタルオフィスを借りる場合に、立地や設備などの条件があると思います。何かの条件を緩くするだけで料金は安くなります。
例えば、駅徒歩3分のところを10分にすると利用料を下げることができます。レンタルオフィスのグレードを下げることで料金を抑えられます。
レンタルオフィスの料金で気を付けておきたい点
追加料金やオプション料金を確認する
レンタルオフィスのサービスを利用する場合に、オプション料金になっており利用すると別途料金がかかるサービスがあります。
基本料金にどこまで含まれているのか契約時にしっかりと確認しておきましょう。例えば、「会議室の利用できるレンタルオフィス」と記載があっても1時間いくらというように別途料金がかかる場合があります。
賃貸オフィスより料金が高くなる可能性がある
「初期費用が無料！、保証料なし」など初期費用を抑えられるのはうれしいですが、長期的にみると賃貸オフィスより高くなる場合があります。
長期的にオフィスを借りたい場合は、初期費用だけでなく数年単位で比較してみましょう。
利用時間の制限がある場合
レンタルオフィスには利用時間の制限がある場合があります。来客があり会議室を利用したいと考えても、レンタルオフィスの利用時間外の場合は、利用できないため他で利用料を払い借りる必要がでてくるかもしれません。
また、利用時間内でも会議室が混んでおり予約できない場合もあります。そのような場合も他で料金を支払い借りる必要がでてきます。